天皇陛下(今上天皇)の御在位10年を記念して1999年12月に発行された1万円金貨です。
表面は鳳凰と桐、白樺で、裏面は菊の紋と桜、橘がデザインされています。
20万枚の発行で、収集用のプルーフ金貨のみの発売となっており、販売価格は4万1000円と、額面より高い金額での販売となりました。
これは額面より制作費用がかかったのと、昭和天皇の時に起きた金貨偽造対策の二つの理由からでした。
先に発行されているプレミアム金貨よりも若干大きいので、金の価値としては高くなっています。
コレクターの間では、多少のプレミアムはつくようですが、金の価値として取引されていることがほとんどです。