1871年~1876年の間に発行された切手のことです。
全部で51種類に分類されています。
1シート40枚の印刷用の原版に切手の図案を1つ1つ手作業で彫っていくため、コレクターの間でこう呼ばれています。
他にも1916年に刊行された切手カタログの「手彫凹版印刷」という一文がきっかけとなり、昭和時代初期にはこの呼び名が広まっていたようです。
また、日本だけでなくオーストラリアやニューサウスウェールズ、タスマニアなどでも手彫切手は存在していますが、日本ではエッチングによる技法で彫られていましたが、エングレービングという技法によって彫られていました。