北海道出身の昭和~平成時代に活躍する日本画家です。
本名は爽人と書いて「そうひと」といいます。
東京芸術大学大学院を経て、平山郁夫に師事して画を学びました。
母校の日本画科の教授を勤めながら、ある時は伊豆の山奥の小さな小屋で、電気も水道もない自給自足の生活をしながら写生、ある時はシルクロードを、ある時は大きな四輪駆動車を駆り日本中を巡る旅に出て、静かで穏やかな東洋の美を追い続け、それを作品として院展などで発表し、活躍をしました。
日本画家を本格的に志し大学に入学したのが24歳の時で不安の方が多きかったが、大好きな絵だったらどんなに報われなくても我慢できると福井自身が話していたそうです。