【工藤甲人】買取作家・取扱い一覧 絵画

工藤甲人

工藤甲人
工藤甲人(1915~2011)
青森県出身の昭和時代~平成時代に活躍した日本画家です。
自然の昆虫や小動物、植物の葉などを繊細な描線で描き、その周りを群青などの単色の岩絵具で色面を大きく取り、装飾的に感じるような構図が特徴で、幻想的な作風で知られています。
写実的で精巧な描写で描かれた作品は、淡く幽玄的な雰囲気を持つ色使いによって見る者を魅了しています。
そんな工藤甲人の作品ですが、神奈川県庁に飾られていた作品が盗まれてしまう被害に遭っており、これも不思議な雰囲気に魅了された者の仕業なのかもしれません。
 
工藤甲人の本名は儀助といい、本格的に画家になるべく上京し、川端画学校で日本画を学びます。
福田富四郎に師事すると更に日本画家としての技術を磨き、数々の受賞を重ねるようになります。
日本画壇での活躍は賞を受賞するだけではありませんでした。
新しい日本画の創造を目指す活動に共感した事で、心象イメージを絵画世界に表すために自らの作風を最初に述べた幻想的、幽玄的な作風へと築き上げていきます。
また、東京藝術大学に沖縄県立芸術大学など著名な大学で教鞭をふるい、後進の指導にも尽力していました。
 
95歳という長寿を全うした工藤甲人は、亡くなる直前まで精力的に日本画家として活動しており、多くの作品を残しました。

工藤甲人年表


1915年 青森県で生まれる
1934年 川端画学校日本画科に入学する
1939年 新美術人天で受賞する
1940年 軍隊に応召される
1951年 第1回新制作協会日本画部新作家賞を受賞する
1956年 第6回新制作協会日本画部新作家賞を受賞する
1963年 神奈川県立近代美術館賞を受賞する
1964年 新制作協会日本画部会員となる
現代日本美術展で最優秀賞を受賞する
1982年 美術文化振興協会を受賞する
1988年 芸術選奨文部大臣賞を受章する
1989年 勲四等旭日小授章を受章する
1992年 毎日芸術賞を受賞する
1996年 弘前市名誉市民となる
2011年 老衰の為、95歳で逝去

1915年 青森県で生まれる

1934年 川端画学校日本画科に入学する

1939年 新美術人天で受賞する

1940年 軍隊に応召される

1951年 第1回新制作協会日本画部新作家賞を受賞する

1956年 第6回新制作協会日本画部新作家賞を受賞する

1963年 神奈川県立近代美術館賞を受賞する

1964年 新制作協会日本画部会員となる

00000年現代日本美術展で最優秀賞を受賞する

1982年 美術文化振興協会を受賞する

1988年 芸術選奨文部大臣賞を受章する

1989年 勲四等旭日小授章を受章する

1992年 毎日芸術賞を受賞する

1996年 弘前市名誉市民となる

2011年 老衰の為、95歳で逝去


工藤甲人代表作


『北海のアフロディーテ』
『明・暗』
『秋の蝶』
『牡丹紅白』
『蝶の階段』
『杉』

『北海のアフロディーテ』

『明・暗』

『秋の蝶』

『牡丹紅白』

『蝶の階段』

『杉』


工藤甲人高価買取ならいわの美術にお任せください!
骨董品・美術品のお役立ち情報
査定だけでもOK!お気軽にご相談ください
0120-226-590
LINE査定
お問い合わせ・無料査定
お客様のご希望に合わせた2つの買取方法
宅配買取出張買取
買取品目
作家別買取
いわの美術株式会社
横須賀本店
〒238-0008
神奈川県横須賀市大滝町2丁目21
0120-226-590 ※持ち込み要予約
営業時間 9:00~19:00(年中無休)
HOMEへ戻る
ページトップへ
PCサイトへ
Copyright © 2012 Iwano Art. All Rights Reserved.