京都出身の昭和~平成時代に活躍した日本の洋画家です。
兄・芝田耕も洋画家です。
洋画家の兄の影響もあり、絵を描き始め独立美術協会と研究所にて須田国太郎の師事を受けました。
その後、独立展で初入賞をすると以後も入選を重ね、数々の賞を受賞し、独立展を代表する作家として活躍するようになります。
全国主要都市の有名百貨店を中心に個展を開催し、1981年にはパリ、バルセロナなどでも海外個展を開催するようになり、美術連盟評議員としてブラジルとの美術交流につとめ、ブラジル・サンパウロ州議会より騎士賞授与されるなど、日本洋画壇の重鎮的存在となりました。
最初は人間や動物といった生命をモチーフにした作品を展開していましたが、渡欧してからは女性像を中心とした作品を展開し、取材した各国の生活風習を元に母子愛など人間の持つ温かみ、生命の恵みなど、キリスト教的な作風を展開するようになりました。