イタリア・ローマ出身のイギリスの画家です。
父が画家であったため、幼い頃から父に画を学び、イギリスのサウス・ケンジントンに移住すると、英国王立美術院に入学して絵を学びました。
初期の作品のテーマはローレンス・アルマ=タマデやフレデリック・レイトンに影響を受けた古典的なものを制作していました。
中でも25歳の時に発表した「眠りと異母兄弟の死」で高評価を受け、亡くなるまで英国王立美術院の展示会に招かれていました。
結婚してからの作品は神話や伝説に登場する女性を描くようになり、写真と見間違うほどすばらしい作品を仕上げるようになりました。
また、妻もアカデミーに出品するほどの腕前を持っていました。
晩年はラファエル前派として、セントジョーンズウッドの美術学校で教鞭をとり、芸術倶楽部に参加し後進の育成に力を入れました。