今回、いわの美術がお買取したお品物は、李朝雲龍壷です。
李朝とは、1392年から1910年まで続いた朝鮮半島の最後の王朝で、李朝時代の焼物は先代の高麗の焼物と比べると、華麗さでは見劣りしますが、優美さを持つ李朝白磁が特徴で、多くの人々が模倣した事でも知られています。
李朝時代の焼物は、骨董品の王道ともいえるお品物で、多くのコレクターが存在します。
そのため、偽物も多く作られており、判断するには専門の知識と確かな鑑定力が必要になってきます。
今回、お買取した李朝雲龍壷は、龍の青花(呉須)絵付けのお品物で、空を優雅に泳ぐ龍の姿が描かれています。
李朝の焼物に多い龍の絵付けは高貴な人が使用する道具には必ず使用される意匠です。
お買取した李朝雲龍壷は、底面にヒビ割れが見られたため、並の評価での買取となりました。
ヒビ割れなどがなければ、貴重な李朝時代の焼物ですので高価買取が期待できました。
いわの美術では、李朝時代の焼物の買取に力を入れており、年間に多くの買取実績を誇っています。
李朝時代の焼物は現在の焼物に比べると仕事が粗い部分が目立ちますが、偽物もわざと粗く作ってあったりもします。
しかし、確かな鑑定力を持っていれば、それが偽物かどうかは簡単に判断する事ができます。
李朝時代の焼物としてお持ちのお品物の処分をお考えでしたら、いわの美術が無料で鑑定を行いますので、お気軽にお問合せ下さい。