いわの美術では、将棋駒の買取実績も豊富です。
今回お買取致しました将棋駒は、桂山作の竜司書の彫り駒です。 桂山(物故)は本名 水戸常丸といい、山形県の将棋駒の彫り師ですが、天一、武山とともに天童を代表する超一流の彫師として、今でも多くの根強いファンがいる人気の彫師です。
将棋駒の書体は数え切れないほどの種類が存在しますが、四大書体には、錦旗書、水無瀬書、巻菱湖書、源兵衛清安書という書体があります。今回お買取した桂山の将棋駒はあまりない竜司書というものです。
お買取の将棋駒の竜司書は、大阪の深彫駒師 八代目駒権のオリジナル書体といわれています。
桂山が竜司書の駒を作ったことにより、裁判沙汰にまでなったとか、ならなかったとかといった話も残っているようで、それが故に桂山作の竜司の駒はほとんど存在しないと、将棋通の間ではいわれています。
また、買取の桂山の将棋駒は、本漆で、御蔵島産の島黄楊という最高級の素材が使われており、また共箱にも桂山揮毫の「無想 賜皇太子殿下御夫妻御高覧 彫師 桂山作」との箱書、落款付という大変稀少なお品をお買取させていただきました。
いわの美術では、将棋駒の買取も積極的に行っております。将棋駒の買取査定額は、作家名や素材、木目、使用感等から評価しており、また、有名棋士などの直筆揮毫があるお品などは高価買取対応させていたただいております。 将棋盤の買取も行っておりますので、遺品整理などで将棋駒・将棋盤のご処分をお考えでしたら、買取査定無料のいわの美術にご相談ください。
