今回お買取したお品物は、中原誠と大山康晴が第26期王将戦での対局に使用した将棋盤です。
将棋は、日本のボードゲームの1つで子供の遊びや趣味として嗜んでいるファンも多い事で知られていますが、将棋界には賞金と名誉ある地位をかけて戦うプロも存在しています。
そんなプロの将棋界では、竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦という大きなタイトル7つがあり、これらは7大タイトル戦と呼ばれています。
そんな7大タイトル戦の1つにされている王将戦で戦ったのは当時、将棋界の5冠王に輝いたこともある大ベテランの大山康晴と、新進気鋭の棋士として知られている中原誠です。
結果は、これまで多くの新人を返り討ちにしてきた大山康晴の敗北で世代交代を確定させる戦いとなりました。
その後中原誠は、大山康晴から棋聖というタイトルを奪取し、大山康晴に次ぐ五冠王となっています。
中原誠と大山康晴が対局した第26期王将戦は、静岡県湯河原にある清光園で対局しています。
そのためお買取りした将棋盤の裏面には、対局場所である清光園の名前、王将戦というタイトル戦の名前、タイトルをかけて戦う2人の名前などが記載されている貴重な将棋盤です。
また、材質も打ち味・打音・木目・香り・ツヤなど最も優れている将棋盤で最高峰といわれている本榧(ほんかや)で作られている他、脚付のお品物ということもあり、高価買取となりました。
いわの美術では将棋盤の買取に力を入れており、年間に多くの買取実績を誇ります。
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