今回、いわの美術がお買取りしたお品物は純銀製の花瓶です。
鋳物の名工・芳久の作品で、芳久は花瓶や鉄瓶を得意としています。
お買取りした純銀製の花瓶は神社の新築記念に制作されたもので、花瓶の側面に新築された神社の名前が彫られていました。
新築したであろう神社の全体図が彫り込まれており、全体が黒く変色させるいぶし仕上げになっておりました。
かなり頻繁に使われていた物のようで、全体的に傷が多く、いぶし加工がすれて銀地が見えている部分もございました。
共箱などは一切なく、銀の重さが約594ｇという事で、銀の価値が主での買取となりました。
こういった記念品は有名神社、仏閣などではないとお値段を付ける事が難しく、今回のように純銀であれば銀の価値での買取となります。
これが傷や汚れなどが無く、とても綺麗な状態で共箱などがあれば品物として価値もあるため、買取額が変わってきます。
また、純銀のお品物には記念品で作られた物が多く、いわの美術では純銀であれば記念品として作られた花瓶や置物でも買取を行っております。
純銀製のお品物には「純銀」や「SV925」などの刻印が刻まれています。
刻印のある銀製品は買取ができるお品物ですので、お問合せ頂ければいわの美術がお買取り致します。
しかし、刻印があっても偽物の場合もございます。もちろん、偽物の場合はお買取りする事ができません。
