【米原雲海 乗牛大黒天】乗牛大黒天 買取作家・取扱い一覧

米原雲海 乗牛大黒天

米原雲海 乗牛大黒天
作家名
米原雲海

お品もの詳細

今回いわの美術がお買取致しましたのは、鑄銅製の「乗牛大黒天」と題された置物で、米原雲海の作品です。

米原雲海は、島根県安来市の生まれではじめは宮大工をしていましたが、京都や奈良の仏像に触発され、彫刻を志して上京し、高村光雲に弟子入りしました。
日本近代彫刻界の黎明期に、星取り法といわれる比例コンパスを利用した技術を用いて作品を制作するようになり、この技術は木彫界の革命と評されました。師の高村光雲との合作で制作した長野の善光寺の「仁王像」や、星取り法を用いた東京国立博物館の種痘を発明したイギリス人の医師「ジェンナー像」など多くの作品を残しています。
星取り法で、木彫界に新機軸を示した米原雲海は、高村光雲の片腕ともいわれ、写実的で卓越した表現で木彫家としての地位を確立しました。

今回お買取した米原雲海の乗牛大黒天は、「原型 米原雲海作」と箱書きにある鑄銅製の作品です。
牛は昔から動物が神の意志を伝えるという神使とされていますが、今回買取の米原雲海の作品は、七福神の一柱大黒天が牛に乗った姿の置物です。
大きな袋と打出小槌を持った福々しい姿の大黒天が、穏やかな表情で、右手を掲げて、牛の上に乗っています。神使の牛の表情も生き生きとしており、牛の脚の筋肉の動きの表現力なども見事で、ゆるやかな曲線の大黒天とのバランスのとり方などにも、米原雲海の技量の高さがうかがえます。
繁栄・商売繁盛・運気上昇を招く縁起物の置物としても素晴らしい稀少な原型 米原雲海の鑄銅製作品で、高価買取対応させていただきました。

いわの美術では、米原雲海の彫刻作品の買取を高価買取対応にて、積極的に買取しております。米原雲海の彫刻作品のご売却をご検討の際は、美術品買取実績豊富ないわの美術に是非ご相談ください。

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