歌舞伎絵師鳥居忠雅(本名:上野克己)は、明治37年、東京本郷の薬舗尾沢蒼生堂の長男として
生まれました。
大正10年、第七世鳥居清忠に入門し鳥居派の芝居絵を学び、昭和18年より歌舞伎座の絵看板を描き、
戦後は歌舞伎座のほかに国立劇場、御園座などの絵看板・番付・筋書などを描き、主に歌舞伎役者の
演目をテーマにした版画を多く残しています。
(昭和45年5月13日、心筋梗塞のため東京都杉並区の自宅にて死去、享年65歳)
日本劇画院展に出品し、主な出版物に、
「隈取十八番 市川流一本隈 和藤内の図」(昭和16年)
「続隈取十八番 市川流火焔隈」(昭和18年)
「歌舞伎隈取図説」(昭和18年)
「歌舞伎十八番」全三巻(昭和27年)などがあります。
今回、お買取りさせていただいた写真のお品は「歌舞伎十八番」全三巻揃です。
どの作画を見ても、とても力強さが感じられ役者の目力・格好良さが際立っていると思います。
浮世絵ならではの描き方でありながらも、その色彩は現代的であるのが作品をとおして伝わってきます。
☆★木版画のお買取りについて☆★
高値でのお買取りが期待できる鳥居忠雅の木版画ですが、描かれているものによってお値段に差が
ございます。もしお手元に鳥居忠雅の木版画がございましたら、タイトルなどが分かりましたら、
事前にお伝えください。
またタイトル等がわからない場合は、どのようなものが描かれてるかなど詳細をお伝え頂くか、
スマートフォン等で、お写真を撮っていただき弊社ホームページより画像を添付、送って頂くこと
が可能であれば弊社にて作品をお調べすることも可能です。
お写真のお品のように、古い作品ではありますが比較的状態も良く、また全巻揃った状態ですと、
高額買取が期待できます。購入時の付属品などもある場合は処分せず、お手元に保管しておく事
をオススメ致します。
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