写真は、以前お買取りさせて頂きました藁谷耕人の掛軸です。
藁谷耕人は、戦後に活躍した福島県出身の日本画家です。
東京美術学校では平山郁夫らと研鑽を積み、その後は画家の登竜門である院展での入選や、数々の絵画展で受賞を果たすなど高い評価を得ました。
藁谷耕人の代表作には「寂光」があり、また両国新国技館大陶壁画「相撲の歴史画」4点も制作しました。
藁谷耕人の作品は日本人の精神文化に根ざした優しい世界観を持っています。
今回買取の藁谷耕人の掛軸は、落ち着いた緑が印象的な山水画です。掛軸には箱つきで落款や署名がありましたが、残念なことに、経過年によるシミがみられました。
掛軸は大切に箱などにしまっていたつもりでも、シミがでやすく、保管には十分注意が必要です。
せっかくの有名作家の掛軸であっても、シミなどがあると評価が下がってしまします。
そうなる前に、ぜひいわの美術までご相談ください。
いわの美術では年間多数の掛軸の買取実績があります。
知識と経験に長けた專門の買取スタッフが丁寧に対応させていただきますので、ご売却をご検討の掛軸や絵画などございましたら、いわの美術へお気軽にご連絡ください。