今回、いわの美術がお買取したお品物は、限定品の万年筆の(Montegrappa TERTIO MILLENNIO)モンテグラッパ テルティオミレニーオです。
モンテグラッパは、1912年にイタリアのベネチア近郊にある美しいブレンタ川ほとり、バッサーノ・デル・グラッパに「ゴールドのペン先と筆記具製造所」として創業されました。
グラッパとは、この地で生まれたお酒の総称ですが、この地方はもともと伝統工芸が盛んな地で、特に銀工芸品は、非常に緻密なつくりで知られており、モンテグラッパも数々の高品質の銀工芸品を送り出しています。
モンテグラッパの万年筆にも、その銀細工の技術が生かされているのが特徴となっており、その装飾は、洗練された高級感をもち、芸術品そのものといわれ「ライティング ジュエル(筆記具の宝石)」称されています。
モンテグラッパの愛用者には、作家ヘミングウェイ、俳優のシルベスタ・スターローン、F1レーサーであったA・セナ、ファッションデザインナーのジョージ・アルマーニ、ポール・スミス等、著名人が多く名を連ねています。
今回買取した限定品のモンテグラッパ テルティオミレニーオは、1998年に世界限定品、生産数1912本で発売された大変稀少なお品です。 この生産数1912本は、モンテグラッパの創業年1912年に因んだもので、キリスト教で聖霊の年といわれている1998年に、キリスト生誕2000年を記念して作られた万年筆です。
キリストの十二使徒で、初代ローマ教皇でもある聖ペトロがモチーフとなっており、聖ペトロがキリストから授かったという天国の鍵がクリップにデザインされています。
また、ペン先と胴軸には、天国の鍵によって開かれた天国と平和の象徴である鳩が配され、胴軸の鳩は、エナメル装飾で、その周りを銀細工の天使が取り囲んでいるという凝ったつくりです。
このエナメルの装飾は、バチカンの大聖堂のステンドグラスを模したものとなっているそうです。 天国と平和の象徴である鳩は、モンテグラッパ テルティオミレニーオ専用の豪華な収納箱にもデザインされており、付属品も完備の美品で、希少なモンテグラッパの世界限定品につき、高価買取させていただきました。
いわの美術では、モンテグラッパの万年筆の買取を強化しております。
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