お写真のお品物はパパラチアサファイアと呼ばれる桃色と橙色の中間色の珍しいサファイアの指輪で、タンスの整理をしていたら偶然見つかり、弊社まで出張買取のご依頼をしてきた方からお譲りいただきました。
パパラチアサファイアのパパラチアとはシンハラ後で「蓮の花」「蓮の花の蕾」という意味を持っており、その色合いが「蓮の花」「蓮の花の蕾」に見える事からそう呼ばれるようになりました。
主な原産地はスリランカで、この他にもマダガスカルがありますが、マダガスカル産のサファイアは2001年に加熱処理を施して「天然のパパラチアサファイア」として大量に出回ったため、価値が下がっているといわれています。
パパラチアサファイアはその稀少性から「King of Sapphire(サファイアの王)」と呼ばれ、幻の宝石として扱われています。
そのため1ctを超えるパパラチアサファイアは稀少といわれています。
お買取りしたパパラチアサファイアの指輪は鑑別書がついており、そこには1.154ctと記載されており、稀少価値の高いものでした。
この他にもダイヤモンドがあしらわれ、台座はpt900とプラチナが使用されておりとても良い状態でお買取りさせていただきました。