このお品物は東京都世田谷区のお客様よりお買取させていただきました。 趙雲壑は中国の清朝末期から近代にかけて活躍した呉昌碩の弟子である。 呉が多忙の際には呉の代筆なども務めたといわれている。 これは師事していた呉昌碩がなくなる数年前の作品で、 まだ作風が師風だった頃のものである。 実際に呉昌碩の作品に荷花(蓮)と桃を 描いた作品があるが非常に似通った特徴を多く持っていることがわかる。