ピアジェの歴史
スイスに本社を構えるピアジェは、時計の製造・販売を行う会社として創設者ジョルジュ・エドワール・ピアジェにより1874年に時計工房として創設されたのが始まりです。
懐中時計などの精密なムーブメントを作っていた時計職人ジョルジュ・エドワールの噂はたちまち多くの人々に知れ渡り、その噂を聞きつけた様々な時計メーカーがジョルジュ・エドワールの元に足を運んで部品などを注文するようになりました。
創設から37年後の1911年に、ジョルジュ・エドワールから息子のティモテ・ピアジェへと会社が引き継がれ、それまでムーブメントの製造のみだった会社を時計製造メーカーとして発展させます。
その後、創設者ジョルジュ・エドワールの孫であるジェラルド・ピアジェとヴァランタン・ピアジェの2人によって、1943年にピアジェは時計メーカーとして商標登録が行われ、正式に製品へピアジェの名前を入れて時計を販売できるようになりました。
また、商標登録が行われた2年後には、事業を拡大するため高度1000m以上ある場所に位置するラ・コート・オ・フェという小さな村に工場を設け現在もこの工場で時計の製造を行っています。
小さな時計工房から始まったピアジェは現在リシュモン傘下にありますが、今も創業からの伝統と技術は変わる事なく受け継がれ、多くの人々に愛される時計やジュエリーを作り続けています。
ピアジェの時計作り
ピアジェが時計を作るようになったのは、創設者のジョルジュ・エドワールから息子のティモテ・ピアジェへと会社が引き継がれた1911年からです。
その後、1943年に時計メーカーとして商標登録されたピアジェは、現在も様々な作品を作り続けています。
ピアジェとして初めて発表した時計は、1957年に作られた厚さ2㎜の手巻時計キャリバー9Pで、その後1960年には自動巻時計の中で最も薄い2.3㎜のキャリバー12Pを発売し、キャリバー12Pはギネスブックにも認定されました。
以降、1964年にラピスラズリ、ターコイズ、オニキス、タイガーズアイなどを散りばめたブレスレット型の腕時計や、1979年にはシンプルなピアジェ・ポロ、1986年にダンサーという腕時計を発表します。
そのデザイン性の高さからケネディ大統領の奥さんであるケネディ・オナシスや芸術家のアンディ・ウォーホルなどの著名人に愛された時計メーカーとなりました。
買取可能な腕時計
ロレックス、パテックフィリップ、チュードル
パネライ、パイロット、ウブロ、カルティエ
グッチ、タグ・ホイヤー、オメガ、IWC
コルム、シャネル、パネライ、セイコーなど
ピアジェ 腕時計 自動巻
今回いわの美術がお買取り致しましたのは、ピアジェの自動巻腕時計です。
シンプルなデザインにゴールドカラーが映える美しいデザインで、文字盤とその周りに細かいスタッズが施されていてゴージャス感漂う作品となりました。
使用していた時計なので革ベルト部分に使用感が見られ、金具部分に汚れが目立ちましたが、歴史あるピアジェの腕時計でしたので高評価にてお買取り致しました。
今回お買取りしたピアジェの腕時計は、ご両親が亡くなり遺品整理という事でお伺いしたお宅から出てきたお品物で、ジュエリーケースの中にきちんと仕舞われていました。
ご依頼主の息子さんは、「自分は付けないので捨てようと思ったけど、両親がいつも付けていたのを見ていたので思い出があり捨てるのを躊躇った。捨てるくらいなら大切に使ってくれる人に渡したい」との事でしたのでお買取りさせて頂きました。
いわの美術では、「捨てるには勿体ないから、誰かに大切に使って欲しい」というお客様の為に次のお客様への橋渡しをさせて頂きます。
今回お買取りした時計以外でも、指輪やネックレスなどのジュエリーもお買取りしております。
その他にも勲章や軍刀、絵画、洋食器、パイプ、ランプ、時代家具など様々なお品物をお取扱いしております。
ご売却お考えのお品物がございましたら是非いわの美術までお問い合わせ下さい。
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