今回、いわの美術がお買取したお品物はトラのラグマットです。
トラのラグマットは中古市場でも盛んに取引が行われており、いわの美術でも買取を強化しているお品物でもあるため、年間に多くの買取依頼・実績を誇ります。
トラは絶滅危惧種である事から取引に規制がかけられており、日本においては、(財)自然環境研究センターが発行する国際希少野生動植物種登録票がないと売買できない決まりとなっています。
登録票が無い場合、以前ですと業者が代行して取得手続きを取る事できましたが、現在は所有者本人のみしか取得する事が許されていないため、売却をお考えであれば、登録票を取得してからの買取となります。
さて、今回お買取したトラのラグマットですが、全長が295cmほどあり、登録票には体長206cmと記載されていました。
査定にはトラの大きさはもちろん、抜け毛、破れ、爪や牙などがしっかりと残っているなど、トラの持つ野生本来の姿に近い状態の美品であれば高価買取が期待できます。
今回は一部の爪が破損していた事や、マットの裏にシミがあった事がマイナス評価となりましたが、抜け毛や破れなどがなかった事が高く評価する事ができました。
特にラグマットに加工されている場合、毛皮とマットの境目部分が切れてしまう事が多く、敷物という用途ゆえに思っていたよりも見えない部分の状態が悪くなっている事がございますので、今は売却する予定がない方でも、大切に扱う事で売却時に有利な査定を受ける事ができます。
また、いわの美術ではトラの立体の剥製の買取も行っており、出張買取で対応しております。