今回お買取りの中から紹介させていただくお品は、イッカククジラの牙(225cm)です。
角のように見えますが、これはオスの左の犬歯であり、上唇を突き破り反時計回りにねじれながら伸びます。
中世ヨーロッパではイッカククジラの牙が極北から長い旅路を経てたどり着く頃には、ユニコーンの角として取引されていました。
英名は『narwhal』ですが、『unicorn whale』(ユニコーン鯨)とも呼ばれています。
現在はワシントン条約により日本に輸入されることはないので、貴重価値が高いお品です。
いわの美術ではイッカククジラの牙をお買取りしております。