お写真のお品物は象牙の彫刻作品で、東京都文京区にお住まいの方からお譲りいただきました。
象牙は密度が高く適度な硬さが細かい彫刻をするのに適している素材であるため、古くから彫刻の素材として使われてきました。
しかし、その人気故に象牙を採取するため、アフリカ象の乱獲が起こり、アフリカ象の絶滅の恐れが出てしまいました。
現在はワシントン条約によって象牙の輸入は禁止されています。
そのため、象牙の彫刻は美術的価値の他にも印材として再利用する方の需要もあり、高価買取のアイテムとなっております。
象牙の売買では、牙の形をしてると自然環境研究センター発行の国際稀少野生動物種登録票が必要になってきます。
今回のお買取りではこちらの登録票もございましたので、スムーズなお取引が行えました。
仮に象牙の登録票が無い場合でも、申請すれば発行してもらえる書類なので、弊社でも登録票の取得のお手伝いをしております。