今回、いわの美術がお買取したお品物は琵琶です。
琵琶は茄子のような形をしている弦楽器で、雅楽の演奏や弾き語りなどで使われています。
琵琶は奈良時代に中国から日本へ伝来してきたものですが、その起源はペルシアのバルバドという楽器だと言われています。
ちなみに果実のビワはその形状が楽器の琵琶に似ている事から付けられたと言われており、楽器の方が先に呼ばれていた名称だという説が有力となっています。
そんな琵琶ですが、現存する世界最古の琵琶が日本の正倉院に宝物として保管されており、弦が5本ある五弦琵琶で、音域が狭く演奏する事が難しいとされています。
お買取した琵琶は現在主流の四弦琵琶で一部破損している箇所もありましたが、台付で象牙が使われていたため、高価買取となりました。
また、琵琶歌集や撥などもご一緒にお譲り頂きました。
琵琶は新品で購入するとなると練習用でも一式揃えるためにはある程度まとまった資金が必要です。
そのため、中古市場が注目されているため、いわの美術でも買取を強化しています。
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