今回いわの美術がお買取したお品物はイギリスの陶磁器ブランドとして有名なロイヤルクラウンダービーのカップ&ソーサーです。
ロイヤルクラウンダービーはジョージ3世より「クラウン」の称号を、ビクトリア女王より「ロイヤル」の称号を賜り、イギリスで唯一の2つの称号を持ち、イギリス王室において現在も使われています。
さて、今回お買取りしたロイヤルクラウンダービーのカップ&ソーサーですが、ピンクストーンローズというシリーズです。
ピンクストーンローズは、18世紀のイギリスで花を描く名手としてその名が当時の貴婦人たちに知られていたウィリアム・ビリングスレイのバラの絵柄を使用しており、気品高い逸品として根強い人気を誇っています。
また、1957年にエリザベス女王の即位を記念し献上された120個のコーヒーセットもピンクストーンローズでした。
今回のお買取では6客揃っていた事や、傷がつきやすく剥がれやすい金彩もきれいに残っていた事が高く評価でき、高価買取での対応となりました。
ロイヤルクラウンダービーは1890年にビクトリア女王から御用達の指名を受けてから使用されるようになった名称で、今日まで様々なデザインのバックスタンプが使われてきました。
アンティークのロイヤルクラウンダービーのバックスタンプは落書きのようなものもあり、鑑定にはしっかりとした知識が必要です。
ロイヤルクラウンダービーの買取において、正当な評価をしてもらいたいという方は、ロイヤルクラウンダービーの買取実績のあるいわの美術にお任せ下さい。