今回いわの美術では、ロイヤルクラウンダービーのダービーボーダー カップ＆ソーサーをお買取り致しました。
1750年にイングランド・ダービー州で創業されたロイヤルクラウンダービーは、英国で最も歴史のある陶磁器ブランドの1つで、ユグノー移民の陶芸家であるアンドリュー・プランシェが工房を起ち上げたのがキッカケです。
陶器の素材はガラス質と凍石、骨を焼いて灰粉にしたものを混ぜ合わせた練土を開発し、高品質の陶磁器を製作する事に成功します。
1770年代に有名だった鋳型を作る会社を2社買収し、その会社で働いていた優秀な従業員達も工房に招き入れました。
その後職人達が精密で高品質な陶磁器を多数作った事で評価が上がり、第二のドレスデン磁器と評されます。
陶磁器の美しさが認められ、1775年に国王ジョージ3世よりクラウンの称号、1890年にはビクトリア女王よりロイヤルの名をもらい、ロイヤルクラウンダービーとなりました。
ロイヤルクラウンダービーの高品質で美しいデザインは多くの貴族達に愛され、格調高いライフスタイルの象徴となりました。
現在英国陶磁器のほとんどが英国外で製作されていますが、ロイヤルクラウンダービーは創業当時と変わらず英国内の工房で生産されている数少ない陶磁器メーカーです。
今回お買取り致しましたのは、ロイヤルクラウンダービーのダービーボーダー カップ＆ソーサーです。
濃い青色を背景に金色で斜め格子柄が施され、赤で花と唐草模様が描かれたとても上品な作品となっています。
金彩部分にすこしスレなどがみられましたが、日本の伊万里焼をインスパイアされて生まれた希少な作品でしたので高評価にてお買取り致しました。
弊社いわの美術では、ロイヤルクラウンダービーの作品を高価買取しております。
普段使用されていた物、飾られていた物、頂いたが使わず仕舞ったままのロイヤルクラウンダービーの作品をご売却お考えでしたらいわの美術までお問い合わせ下さい。
ロイヤルクラウンダービーは数多くのシリーズを製作しておりますので、ご売却お考えの際は、作品のシリーズ名を頂けましたら大体の査定額のご提示は可能です。
ですが、お品物によっては中古市場にあまり出回っていない物もございます。
その際は、詳しくお調べが必要なのでお品物全体・裏のバックスタンプの画像と作品の大きさをお問い合わせフォームやLINE査定からお送り下さい。
買取可能な洋食器
バカラ・マイセン・ヘレンド・エルメス・ウェッジウッド・リチャードジノリ
コペンハーゲン・ノリタケ・岡本太郎ティーセット・サンルイなどなど
