こちらは以前お買取りさせて頂きました、ラリックのオブジェです。
写真を見て頂くと分かるように、馬の頭を模した大きなオブジェとなっています。 重量は20kgを超えており、非力な女性は持ち上げるのには少し苦労をするかもしれません。
ラリックはアール・ヌーヴォーの工芸家ルネ・ラリックによって創立されました。
ルネ・ラリックは元々は宝飾工芸で、モダンジュエリーの先駆者と言われた人物です。その後ガラス工芸に転向し、アール・デコの代表的ガラス作家となりました。
ラリックの工場では世界最高峰の技であらゆる装飾技法を駆使し、食器やインテリア製品、今回お買取りしたような大型オブジェ、ジュエリーまで多くの芸術作品の制作を行っています。
ルネ・ラリックがモチーフとして好んだ植物や動物、女性像などの自然の美は現在もラリック社のメインテーマとして取り上げられています。