今回、いわの美術がお買取りしたお品物はマッピン&ウェッブのカトラリーです。
ナイフやフォーク、スプーン、ケーキサーバーなどすべて合わせて25本あります。
マッピン&ウェッブ社は1774年にナイフ職人であったジョナサン・マッピンがイギリスのシェフィールドに工房を設立したのが始まりでした。
その後、工房の拡張にともない、ジョン・ニュートン・マッピンが義理の兄弟のジョージ・ウェッブを事業に招聘し現在の社名マッピン&ウェッブとなりました。
マッピン&ウェッブの食器は、完成されたフォルムと高品質のマテリアルが特徴で、かつてはビクトリア女王より「王室御用達」を授けられ、現在ではエリザベス女王、チャールズ皇太子の御用達としてイギリス王室や国内の食卓はもちろん、世界中の有名一流ホテルでも使用されています。
お買取りしたお品物はあまり使用されていなかったのか綺麗な状態を保っており、化粧箱には経年の劣化が見られましたが、1本も欠ける事なく揃っていたため、高価買取となりました。