【シンギングバード ボックス シルバー  】シンギングバード ボックス シルバー   買取作家・取扱い一覧

シンギングバード ボックス シルバー  

シンギングバード ボックス シルバー  

お品もの詳細

電子配信音楽やCDなどが隆盛の現代でも、人の気持ちを穏やかにさせ、箱の中から響く澄んだ音色を奏でる、昔ながらのゼンマイ式オルゴールは根強い人気があります。
今回いわの美術がお買取致しましたのは、ゼンマイ式の伝統的工芸品のオルゴール シンギングバード ボックスです。 

シンギングバードとは、「さえずる宝石」とも呼ばれ、約200年前にスイスの時計作りの巨匠 ジャケ・ドローによって考案され、今日までその技術が大切に伝えられている伝統工芸品です。
今回お買取したシンギングバードはボックス式ですが、鳥かごの形をしたケージ型のシンギングバードもあり、どちらの形式も、小さなシンギングバードがくちばしを動かし、体を左右に回転させ、羽ばたきしながら,美しいさえずりを奏でます。
構造的には、ふいごを動かし、空気を笛に送り、風切り車が速さを一定に保つなどの一連の動きで、鳥の回転とくちばし、羽の動きやさえずりなどをコントロールしています。こうした基本的なシンギングバードの構造は、18世紀には既に完成していたそうです。

今回お買取したシンギングバード ボックスは、ゼンマイを巻くと、中央の丸いフタが開いて小さな青い鳥が現われ、さえずりを聴かせてくれるというもので、ボックス底裏面には、シルバー925の刻印が確認できました。
この925という数字は、銀の純度のことで、92.5%のシルバーが含まれていることを表しています。このシルバー925は、スターリングシルバーとも呼ばれ、欧米の銀製品には925の代わりに、「価値のある」「本物」という意味のSTERLINGの刻印が入っているものも多いようです。

お買取した銀製のシンギングバード ボックスは、見事な彫金細工で、ボックスの脚の細かいところまで丁寧に彫刻されています。付属のゼンマイも可愛らしい小鳥の形をしています。 買取査定では、銀製であるため、全体的に変色がみられましたが、オルゴールの動作確認も良好で、稀少な伝統的工芸品であるシンギングバード ボックスを高価買取にてお譲りいただきました。

いわの美術では、稀少な伝統的工芸品シンギングバードの買取を行っています。ヨーロッパでも相当な人気であったシンギングバードは、かつては中国の皇帝も愛玩し、本当の鳥に鳴き方を教えるのに用いたともいわれています。 昔は、伝統的な工法でシンギングバードを製作する工房は何社かありましたが、現在では世界でもスイスのリュージュ社とドイツのシンフォニオン社の2社だけとなってしまいました。手放してもよいという伝統工芸品のシンギングバードがございましたら、是非いわの美術にご相談ください。

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