今回、いわの美術がお買取したお品物は、沖縄国際海洋博覧会公式記念メダルで、金、銀、銅のメダルが3枚セットになっている記念メダルで、金、銀、銅それぞれ1枚ずつでも発売されていました。
沖縄国際海洋博覧会は、沖縄県の本土復帰記念事業として行われた国際博覧会で、1975年7月20日 -~1976年1月18日までの183日間行われました。
現在、沖縄国際海洋博覧会が行われていた場所は、国営沖縄海洋博覧会記念公園と名称を替え、ジンベエザメで有名な「美ら海水族館」をはじめ、「おきなわ郷土村」「おもろ植物園」「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」など複数の施設が集まっています。
今回、お買取した沖縄国際海洋博覧会公式記念メダルは、金メダルは純金製(18K)で、銀メダルは純銀製、銅メダルは丹銅製となっており、デザインは順番に進貢船、フエフキダイ、シーサーとなっており、それぞれ沖縄にちなんだものがデザインに起用され、共通面では、博覧会のメイン会場であった「アクアポリス(水上都市)」がデザインされています。
金メダル、銀メダルはそれぞれ、金や銀の価値が付いて買取る事が可能で、1枚ずつでも買取ますが、銅メダルだけは金メダル、銀メダルが無ければ買取る事が難しくなっております。
また、今回のようにケース付で、メダルごとにカバーが付いている状態ですと評価は高く、高価買取が期待できます。
今回はメダルに変色が見られてしまったのが残念ですが、ケースにシミはありませんでしたので、高い評価での買取を行いました。
沖縄国際海洋博覧会を記念して制作されたメダルは今回お買取りしたメダル以外にも、銀貨・銅貨の2枚セット、純金製の小判型メダル、プラチナコインメダルなどが発行されており、どちらも買取る事ができるお品ものです。
金、銀、プラチナは毎日換金レートが変わっていますので、売却する時期によって買取額が変わってきますが、現在ではそんなに大きく変化する事はないかと思います。