今回いわの美術では、マイケル・ルーのスプリングガーデンという作品をお買取り致しました。
マイケル・ルーは1950年台湾で生まれ、とても絵を描くのが好きな少年でした。
幼い頃から絵を描いていた為、7歳の時周りに進められて東京国際児童絵画コンクールに自身の作品を出したところ一位に輝くという功績を残します。
その後、マイケル・ルーの天才的な絵の才能に気づいた児童絵画の最高指導者ジョン・ミン・ジンは、彼を自身の側に置き本格的に絵の勉強をさせます。
この頃マイケル・ルーも絵を描くアーティストになりたいという思いがありジョン・ミン・ジンに指導を受けた後、台湾にある絵画工芸学校に入学しました。
その後マイケル・ルーの才能が開花し、絵画工芸学校を首席で卒業、以降出版物のデザインや挿絵画家として活躍します。
台湾で順調に活躍していたマイケル・ルーでしたが、もっと自由な表現で絵を描きたいと思うようになり、33歳の時ポップアートの最先端を行くアメリカへと渡ります。
移住後は、ロサンゼルスにあるオーティス・パーソンズという美術研究所でグラフィック・デザインを専攻し、さらに版画技術を磨きました。
オーティス・パーソンズ美術研究所で学んだ事を生かし1987年にニューヨークアートエキスポで展示会を開催するや否や大盛況を納め、以降毎年展覧会を開催します。
その後自身の生まれ故郷でもある台湾を始め各国で個展を開催、46歳には自身の家で猫を飼っている事から、サンフランシスコにあるSPCA(動物保護団体)に加わり芸術活動を通して動物保護を訴えました。
2001年にはサンフランシスコに自身のギャラリーを設立し、現在でも作品制作を精力的に行っています。
マイケル・ルー スプリングガーデン
今回弊社がお買取り致しましたのは、マイケル・ルーのスプリングガーデンという作品です。
天気のいい日に猫が家の前でのんびりと日向ぼっこしているような可愛らしい作品に仕上がっています。
マイケル・ルーは、犬・猫・鳥や自然をモチーフとしてカラフルな色合いの作品が特徴です。
その中でも猫がモチーフにされている作品が多いのですが、これは飼い猫をモデルとしているからです。
また、マイケル・ルーの奥さんのレイチェル夫人も作品のモデルとして起用されています。
マイケル・ルーの作品はとてもカラフルですが、その中には家族の暖かさや温もり、自然から受け取れる癒しも含まれていて、見ていてとても優しい気持ちにさせてくれます。
弊社いわの美術では、マイケル・ルーの作品をお買取りしております。
家や事務所・病院などに飾られているマイケル・ルーの作品をご売却お考えでしたら、是非いわの美術までお問い合わせ下さい。
買取可能な版画の作家
川瀬巴水・吉田博・斉藤清・李禹煥・歌川豊国・葛飾北斎・ジェームス・リジィー
藤田嗣治・棟方志功・東山魁夷・深見東州・歌川広重・長谷川潔などなど