今回、いわの美術にてお買取り致しました写真の作品は、
高橋常雄作 『浅間展望』です。
長野県東部に位置する浅間山は、日本百名山、および花の百名山に選ばれており、
活火山として大噴火の記録が残る浅間山は、現在も火山活動が観測されています。
-作家略歴-
高橋常雄は昭和2年(1927年)、群馬県前橋生まれの日本画家です。
昭和35年(1960年)に、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)へ進学した高橋常雄は、
日本画科卒業後、望月春江に入門。その後は福王子法林に師事し、
昭和46年(1971年)の56回院展、58回院展にて奨励賞を、また60回院展と、
65回院展では、日本美術院賞・大観賞を受賞。その後も奨励賞などの受賞を重ねます。
当初の作風は洋画的で重厚な画風を展開していましたが、昭和49年(1974年)に、
師である福王子法林と共に、ネパール・ヒマラヤ地方を取材旅行で訪れたことが
キッカケに、少しずつ作風が変わり、日本アルプスなどの写生を基に、雄大な山凌
を書き加えて創造した生命力溢れる山岳風景を題材に描く作品が多くなりました。
晩年は、日本美術院同人に推挙され、
旧山種美術館コレクション(現高崎タワー美術館)ほか、重要な日本画家として、
コレクションされ、現在もその功績が高く評価されています。
ー受賞歴-
第45回院展《嬬恋の山》
第56回院展《和雅の音》
第58回院展《修羅》
第60回院展《聖地巡拝記》
第65回院展《聖地追想》
第67回院展《無為》etc……
-日本画のお買取りなら-
現在でも高い人気を誇る高橋常雄の日本画は高額でのお買取りが期待できる
お品物となっております。
なかでも、晩年の1974年以降に制作された作品は中古市場で高い評価を得て
います。
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は一切ございませんのでご安心ください。
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