こちらは以前、出張買取の際にお買取りさせて頂きました、赤松麟作(あかまつりんさく)のパステル画「踊子」です。
赤松麟作は岡山県津山市の生まれで、1883年に一家で大阪中之島へと移りました。
大阪で山内愚僊(山内愚仙)に内弟子として油彩を学び、1897年には東京美術学校(現在の東京芸術大学)に入学しています。
在学時は黒田清輝に師事し、卒業後の弱冠23歳で白馬会展に出品し、『夜汽車』という作品で白馬賞を受賞しています。『夜汽車』は赤松麟作の代表作として知られ、この一作によって彼の名前は明治美術史に不朽の名を留めることとなりました。
その後大阪に赤松洋画塾を開設し、翌年から文展に出品を続けるなど関西洋画界の指導者として、後進の育成にも尽力しています。
いわの美術では絵画、パステル画の買取も行っております。
サインが読めず、作家が分からない場合はお品物の写真を添付してお問い合わせ頂くことで、弊社査定人がサインから作家をお調べすることも可能です。
赤松麟作の絵画、その他有名作家の絵画、いわの美術でお買取りします。