千住博(せんじゅひろし)のリトグラフ「ウォーターフォール」を買取りました。
千住博は東京藝術大学で日本画を専攻し、大学院では稗田一穂(ひえだかずほ)に指導を受けています。
画家の道を選んだきっかけは修士課程修了作品「回帰の街」が大学買い上げになったことで、これを機にどんな苦労をしてでも画家としてやっていこうと決めたようです。
大学院修了後より個展やグループ展、企画展覧会などで精力的に作品を発表し始め、自らも画廊へと売り込みに赴いたといいます。
今回お買取りとなったこちらの作品は千住博の代表作「ウォーターフォール」です。
洋画のようも見えますがこちら日本画の作品で、岩絵の具を使用して描かれています。日本画といえば古典的な物をイメージする方も多いかと思いますが、「ウォーターフォール」は目を見張るような新鮮な驚きを感じさせます。
学生時代や大学卒業後しばらくは風景画をモチーフとした絵を描いていましたが、1993年に「フラットウォーター(Flatwater)」を発表し、その後「ウォーターフォール(Waterfalls)」を発表しました。