今回、いわの美術がお買取致しましたのは、版画作品で、霊峰白山を描いた深見東州の「晴天でキラキラしている白山と柴山潟」と題されたシルクスクリーンです。
深見東州は、多才な人物として知られ、芸術面では画家、書家、能楽家、オペラ歌手という肩書をもつアーティストとして活躍する他、社会福祉活動も自主的に行い、スピリチュアル研究家として、事業家、教育者、学者、経済人、小説家…など、多彩な顔を持っています。
深見東州は、芸術活動や宗教活動を行う際の名前で、公益活動や実業家等として、活動を行う際は、本名の半田晴久で活動しているそうです。
深見東州はアーティストとしては日本だけでなく、中国芸術研究院より外国人初の国家一級美術師として認定されており、また、オーストラリア パース市より「名誉芸術家」の称号を授かるなど、国際レベルでも活躍しています。
そんな様々な顔を持つ深見東州作の今回買取した版画は、スピリチュアルな深見東州らしい霊峰白山を題材とした作品です。
富士山、立山と共に、日本三名山の一つである白山は、御前峰を中心に、大汝峰、剣ヶ峰、別山を主峰とする峰々の総称です。中世には修験の霊山として栄えた白山は、信仰や伝説で知られ、そこには大いなる神力が存在するといわれています。
お買取した深見東州の作品は、中央に霊峰白山を配し、裾野に山野が広がり伝説の湖が横たわるといった構図となっています。
この湖がタイトルにもある、外海と分離した、未練の湖ともいわれる淡水湖の「柴山潟」ですが、この柴山潟は、白山とは断ちがたい絆で結ばれているとされ、何かこういった構図にもスピリチュアルなものを感じ、また「読む絵」としての面白みも感じられます。
買取りの深見東州の作品の中の空の青さには、冠雪の白山山頂に吹く風が清々しく描かれ、澄みきった透明感と、大気の呼吸などが、深見東州の眼を通して、独特な筆致で表現されています。
深見東州は、こうした霊山といわれる山岳などを描くことにより、神との共生と融和などを表現しているのだそうです。
今回買取の深見東州の作品はオリジナルリトグラフで、限定1000部中の一つということで、作品の余白に鉛筆書きにて「T.Fukami」のサインと「668/1000」が確認できました。
作品の保存状態も、シミや汚れが無くとても綺麗で、また、外箱や作品裏面に共シールも付いており、高価買取にてお譲りいただきました。
いわの美術では、深見東州のリトグラフを買取強化中です。
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