今回、いわの美術がご紹介するお品物は、ロバート・グレンの彫刻作品「象」です。
ロバート・グレンはアフリカ・ケニア出身の彫刻家で、造形力の高さに人気があり、野生動物の宝庫サバンナで多くの動物たちを目にする機会の多かったロバート・グレンならではの躍動感に満ち溢れた象の彫刻作品をお買取しました。
ロバート・グレンはアメリカ・テキサス州の未来都市ラス・コリナスに本物の馬の一団が走っているかのような躍動感あるパブリックアート「ムスタング」を設置しており、テキサスの大平原を走っていた野生の馬の彫刻と噴水のギミックがまるで大河を渡る水しぶきのような演出をだしており、本物さながらの風景を生み出しています。
そのため、多くの人々に愛される場所となっており、ネットでも紹介する記事が多く見られます。
さて、今回お買取したロバート・グレンの彫刻作品「象」は、絶滅危惧種に指定されているアフリカゾウを作品にしたもので、象特有の肌の質感をしっかりと再現し、象をそのまま小さくしたような素晴らしい出来栄えでした。
陶磁器で出来ておりますが、陶磁器という事を感じさせない見事なロバート・グレンの技術力がこの作品に詰まっている印象を感じました。
破損個所などもなく、状態がよかったため、高価買取で対応致しました。