【13代・坂田泥華 抹茶碗】抹茶碗 買取作家・取扱い一覧

13代・坂田泥華 抹茶碗

13代・坂田泥華 抹茶碗
作家名
13代・坂田泥華

お品もの詳細

今回、いわの美術がお買取したお品物は13代・坂田泥華の抹茶碗です。
13代・坂田泥華は戦後の萩焼を語る上で、その中心にいる人物として欠かす事のできない存在であり、古来の高麗茶碗の最高峰と言われる井戸茶碗の研鑽に励み、「泥華井戸」と称される独自の豪快な作風を確立しました。
また、井戸茶碗の魅力を引き出すために温かみのある釉を施した茶碗は、13代・坂田泥華特有のロクロ造形と合わさり、高い評価を受けています。
この他にも焼成時に釉薬を剥ぎ取る事により御本風の柔らかい斑文を表現した剥離釉などといった新技法にも取り組み、萩焼の発展に貢献しました。


坂田泥華という名称は、坂田家の当主が代々受け継いでいる名前で、坂田家は萩焼の始祖である李勺光(りしゃくこう)の流れを汲んでおり、坂倉新兵衛、田原陶兵衛、新庄助右衛門と合わせて深川萩四家の一つとされています。
13代・坂田泥華には息子がおり、その息子が跡を継ぐ予定でしたが、13代・坂田泥華よりも先にこの世を去ってしまった事から、15代・坂田泥華を息子へ追贈し、自らは14代・坂田泥珠と号し、制作活動に励みました。


そんな13代・坂田泥華の抹茶碗を今回お買取したのですが、共箱も二重箱で茶碗を入れる仕覆のついた素晴らしいお品物でした。
萩焼は焼締まる事がないという土の性質を持っている事から、抹茶(お茶)が茶碗に染み込み、七化けと呼ばれる表面の変化を楽しむ事ができる焼物です。
そのため、使用感が買取額に影響してくるのですが、今回お買取した13代・坂田泥華の抹茶碗はシミや汚れなども見られず、共箱も比較的綺麗な状態の美品でしたので、高い評価での買取となりました。
共箱付でも買取額は変わってきますが、今回のように二重箱で共仕覆が付いている場合、高価買取となる事がほとんどで、シミや汚れがあっても買取額に影響する付属品ですので、処分せずに作品とご一緒にしておく事が買取額アップのポイントとなります。

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