今回お買取りの中から紹介させていただくお品は、人間国宝 富本憲吉による色絵飾皿です。
裕福な家に生まれた富本憲吉は幼少の頃から絵画を学び、大学では建築や室内装飾、その後イギリスに私費留学してステンドグラス科で学んだり、写真助手としてインドを巡ったりしました。
帰国後に来日していたバーナード・リーチに出会い、陶芸の道に進むこととなります。
そして瀬戸、信楽、京都、肥前などの各窯や朝鮮半島を巡り、独自に学んだ富本憲吉は多様な作品を生み出しました。
後進の指導にも積極的に取り組み、弟子や影響を受けて活躍している陶芸家や芸術家の多さからもその凄さが伺えます。
いわの美術では富本憲吉の飾皿などの陶芸作品をお買取り強化中です。