アルネ・ユングのパイプは、ヴィンテージ・パイプの中でも元々の作品数が少ないことから非常に貴重です。
クラッシック・シェイプを極めた美しい造形が魅力で、煙道は煙草の風味をより楽しめるように太めに制作されています。
アルネ・ユング(1913-1998年 スウェーデン)
アルネ・ユングがパイプ作りを始めたのは50歳の時、深刻な悪性疾患から職を失ったことがきっかけでした。
何かやりたいと選んだ道がパイプ職人で、ハンドメイド・パイプの創始者と名高いシックステン・イヴァルソンに弟子入りします。
シックステン・イヴァルソンには6人の直弟子がいて、同時に弟子入りしたボー・ノルドは22歳でしたが、年齢差に関わらず仲の良い友人だったそうです。
アルネ・ユングは病気と戦いながらの制作であったので作品が少なかった上に、自国のスウェーデンと特に日本での需要が高く、アメリカなどの他国ではほとんど流通しませんでした。
作品の特徴は何と言ってもそのクラシック・シェイプの美しさとシャープさ、洗練されたフォルムであり、その希少さから中古市場でも高い人気を保っています。
シックステン・イヴァルソンの6人の直弟子
シックステン・イヴァルソンは別名パパ・イヴァルソンと呼ばれ、弟子達も巨匠に登りつめています。
アルネ・ユングと共に修行したボー・ノルドの他に、息子のラルス・イヴァルソン、ヨーン・ミッケ、エミール&イエス・コノウィッチ親子が師事しました。
この中でシックステン・イヴァルソンと同時期に活躍したのがアルネ・ユング、天才と名高いヨーン・ミッケ、エミール・コノウィッチです。
この世代の後にボー・ノルド、父を超えたとも言われるラルス・イヴァルソン、イエス・コノウィッチが巨匠として君臨しています。
更には孫娘のナナもパイプ職人になるなど、巨匠から更に次の世代へとイヴァルソンの技は広く受け継がれています。
パイプのご売却はいわの美術まで
いわの美術ではアルネ・ユングのパイプの実績が豊富です。
他にもシックステン・イヴァルソン(Sixten-Ivarsson)、ラルス・イヴァルソン(Lars Ivarsson)、イエス・コウノウィッチ(Jess Chonowitsch)、エミール・コウノウィッチ(Emil Chonowitsch)、ヨーン・ミッケ(Jörn Micke)、ボー・ノルド(Bo Nordh)のパイプもお買取りしておりますので、写メを送信して手軽に査定を受けることができるWEB無料査定・LINE無料査定をご活用下さい。
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