山形県出身の昭和~平成時代に活躍する日本の彫刻家です。
現代彫刻家として活躍する峯田義郎は、日常生活で見たものや感じたことをモチーフにした作品を多く作り出しており、白日展、みなとみらい21彫刻展、高村光太郎大賞展など様々な展覧会で数多くの受賞歴を誇っています。
中でも風や旅をモチーフにした連作は峯田義郎の代表作として知られ、具象彫刻、心像彫刻どちらも手掛ける作域の広さに人気があります。
東京教育大学芸術学科彫塑科で彫刻の基礎を学んだ峯田義郎は、白日会会員として活躍を見せ、受賞を重ねていきました。
白日会は1924年に外遊帰りの若い画家たちが帰国後の研究をすすめるために、それぞれの所属団体展以外で研究発表の機会を持ちたいということが発端となって結成された美術団体で、設立当初彫刻部はありませんでした。
現在では絵画部と彫刻部に分かれ、年に1回展覧会を開催しています。
峯田義郎はその彫刻部の副会長をつとめており、定期的に作品を発表しており、東北芸術工科大学教授として後進の指導にあたっています。