【安田侃】買取作家・取扱い一覧彫刻

安田侃

安田侃(1945～)

安田侃の作品を買取ります

安田侃は北海道出身のイタリアを主な活動拠点としている彫刻家で、大理石やブロンズによる彫刻作品を中心に制作しています。

野外彫刻が主で、緩やかな曲線と量感のある形態を持ち、北海道はもとより、東京、酒田市、イタリア・ミラノ、フィレンツェ、オーストラリア、イギリスなどに作品が設置されています。

その作品は「妙夢」「意心帰」「天聖」など漢字2～3文字でタイトルが付けられており、同じ名前を持つ作品が素材や大きさ、色や彫刻の置き方などを変えて世界中に設置されているのも安田侃の作品の特徴です。

ただ置き方を変えただけなのにまったく別の作品に見えてくる所が新鮮で、多くのファンを魅了しています。

そんな安田侃ですが、東京藝術大学大学院彫刻科を修了するとイタリア政府招聘留学生としてローマ・アカデミア美術学校でペリクレ・ファッツィーニに師事します。

その後、大理石の産地として知られている北イタリアのピエトラサンタにアトリエを構え、大理石とブロンズによる彫刻の創作活動を開始します。

作品は環境を選ばず、あらゆる空間と調和する事を心掛けて制作されており、国際的に評価されています。

多数の個展やグループ展でも活躍しており、国内外で様々な賞を受賞しており、近年では出身地である北海道美唄市にもアトリエを持ち、イタリアと合わせて活動しています。

安田侃年表

1945年　北海道で生まれる

1964年　北海道美唄東高等学校を卒業する

1967年　北海道教育大学岩見沢分校を卒業する

1969年　東京藝術大学大学院彫刻科を修了する

1970年　イタリア政府招聘留学生としてイタリアへ渡る

1973年　北イタリア・フィレンツェ郊外のピエトラサンタにアトリエを設ける

1992年　第42回芸術術選奨文部大臣新人賞を受賞する

1994年　国際彫刻展賞を受賞する

1995年　世界のピエトラサンタ賞を受賞する

2001年　プッチーニ財団、プッチーニ特別賞を受章する

2002年　第9回井上靖文化賞、第15回村野藤吾賞、詩のアルピ・アプアーネ特別賞を受賞する

2003年　トスカーナ州特別賞を受賞する

2006年　イタリア連帯の星勲章、コッメンダトーレ章を受章する

2009年　伊日財団主催、Japan Awards賞を受賞する

2010年　第64回北海道新聞文化賞、プッチーニ財団、ジャコモ・プッチーニ賞を受賞する

平成22年度文化庁長官表彰を受ける

2013年　北海道文化賞を受賞する