【宇野三吾】買取作家・取扱い一覧 茶道具・煎茶道具

宇野三吾

宇野三吾
宇野三吾(1902~1988)
京都府出身の陶芸家で、宇野仁松の四男として生まれました。
宇野家は陶芸一家として知られており、父親の宇野仁松は彫刻家のイサム・ノグチの陶芸の師匠でもあります。
また、兄は初代・宇野宗甕として中国の色釉の研究や再現に挑み、日本国内のみならず、海外でも大きな活躍を見せています。
 
そんな偉大な父と兄を持つ宇野三吾は中学時代から画家となる事を希望していた事もあり、兄の友人であった画家・里見勝蔵と親しく交友しており、須田国太郎と3人で個展を開催しています。
宇野三吾は新しい美術を積極的に取り込んで自ら追求する美を作品にしており、古陶磁とその釉薬の研究を続け、ペルシャ陶器の青に着想を得た独自の青色陶磁器作り上げ、幻想的な世界を表現する作品を生み出しています。
ちなみに兄である宇野宗甕は焔彩や水青磁といった独自のものを開発しています。
こうして、後の人間国宝である石黒宗麿・荒川豊蔵・金重陶陽・加藤唐九郎らと「日本工芸会」を設立し、清水卯一・林康夫らと「四耕会」の結成にも参加しており、陶芸に対して熱い情熱を持っている作家という事が分かります。
また、著書に「日本のやきもの・京都」があります。

宇野三吾年表


1902年 京都府で生まれる
1920年 京都私立陶磁器試験所を卒業する
1943年 里見勝蔵や須田国太郎と朝日美術画廊で三人展を開催する
1946年 京都で小原豊雲や桑原専慶達と前衛華道展を開催する
1951年 イタリア・ファエンツァ陶磁器博物館に作品が収蔵される
1955年 日本工芸会正会員となる
1956年 日本伝統工芸展の出品作品が文化財保護委員会の買上げとなる
1957年 日本工芸会理事に就任する
1960年 東宮御所の作品を制作する
1961年 文化財保護委員会に作品が買上げとなる
1965年 八木一夫と二人展を開催する
1966年 京都国立近代美術館と京都市立美術館に作品が買上げとなる
1967年 京都府工芸美術展運営委員に就任する
1968年 京都市左京区岩倉幡枝に新窯を築く
1975年 勲四等瑞宝章、紺綬褒章を受章する
1988年 逝去

1902年 京都府で生まれる

1920年 京都私立陶磁器試験所を卒業する

1943年 里見勝蔵や須田国太郎と朝日美術画廊で三人展を開催する

1946年 京都で小原豊雲や桑原専慶達と前衛華道展を開催する

1951年 イタリア・ファエンツァ陶磁器博物館に作品が収蔵される

1955年 日本工芸会正会員となる

1956年 日本伝統工芸展の出品作品が文化財保護委員会の買上げとなる

1957年 日本工芸会理事に就任する

1960年 東宮御所の作品を制作する

1961年 文化財保護委員会に作品が買上げとなる

1965年 八木一夫と二人展を開催する

1966年 京都国立近代美術館と京都市立美術館に作品が買上げとなる

1967年 京都府工芸美術展運営委員に就任する

1968年 京都市左京区岩倉幡枝に新窯を築く

1975年 勲四等瑞宝章、紺綬褒章を受章する

1988年 逝去


宇野三吾代表作

『碧釉壺』

『辰砂壺』

『大壷』

『青点皿』

『星点碧釉壷』

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