【浦上善次】買取作家・取扱い一覧 茶道具・煎茶道具

浦上善次

浦上善次
浦上善次(1914~2006)
備前陶彫の第一人者として知られる浦上善次は、岡山県重要無形文化財の保持者で、動物の置物、オブジェ、レリーフを備前焼で制作する事を得意としています。
その作品は写実的で生命感溢れるものが多く、今にも動き出しそうな作品も存在します。
 
そんな浦上善次ですが、西村春湖からヘラ技術を、北村西望には彫塑、内藤伸には木彫、岡田三郎、大久保作次郎からデッサンを学んでおり、それらの全てが作品にいかされています。
その活躍は日本国内だけではなく、海外でも見られ、フランスのル・サロンやサロン・ド・パリなどで受賞した経歴の持ち主です。
 
備前焼は釉薬を掛けず、窯の中で窯変が起こる事で様々な景色を持って生まれる焼物なのですが、ただ単純に窯に入れて焼くのではなく、どういった景色が生まれるのかを計算して窯入れをしなければなりません。
浦上善次はその絶妙な焼き具合と細かく巧みな技術によって最高のバランスの作品を生み出しています。
 
動物などの置物やオブジェを得意としていますが、茶碗、ぐい呑、徳利など日常使いの備前焼も手掛けており、多くのファンがいます。
その実力は国の重要無形文化財の保持者として認定されるほどだといわれていましたが、認定を受けずにこの世を去っています。

浦上善次年表


1914年 生まれる
1929年 西村春湖に師事する
1935年 北村西望に師事する
1938年 文展に入選する(以後、3年連続入選)
1943年 東邦彫塑院展会員となる
1944年 三芸会を結成する
1958年 東中国工芸展で受賞する
1961年 岡山県美術展覧会工芸部会審査員、国体芸術展審査員となる
1970年 フランスのル・サロン展で胴賞を受賞する
1971年 フランスのル・サロン展で銀賞を受賞する
1972年 フランスのル・サロン無鑑査会員となる
1973年 フランスのル・サロン展で金賞を受賞する
岡山県重要無形文化財保持者となる
1981年 山陽新聞文化功労賞を受賞する
1982年 岡山県文化賞を受賞する
紺綬褒章を受ける
1986年 勲五等瑞宝章を受章する
1987年 三木記念賞を受賞する
サロン・ド・パリ展で大賞を受賞する

1914年 生まれる

1929年 西村春湖に師事する

1935年 北村西望に師事する

1938年 文展に入選する(以後、3年連続入選)

1943年 東邦彫塑院展会員となる

1944年 三芸会を結成する

1958年 東中国工芸展で受賞する

1961年 岡山県美術展覧会工芸部会審査員、国体芸術展審査員となる

1970年 フランスのル・サロン展で胴賞を受賞する

1971年 フランスのル・サロン展で銀賞を受賞する

1972年 フランスのル・サロン無鑑査会員となる

1973年 フランスのル・サロン展で金賞を受賞する

00000年岡山県重要無形文化財保持者となる

1981年 山陽新聞文化功労賞を受賞する

1982年 岡山県文化賞を受賞する

00000年紺綬褒章を受ける

1986年 勲五等瑞宝章を受章する

1987年 三木記念賞を受賞する

00000年サロン・ド・パリ展で大賞を受賞する


浦上善次代表作


『天拝獅子』
『備前徳利』

『天拝獅子』

『備前徳利』


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