日本の陶芸家。
東京都西多摩郡に生まれる。
1959年、武蔵野美術学校卒業後、松山祐利に師事、2年後、京都の岩淵重哉に師事。
1965年、東京都福生市に築窯して独立。
1966年、伝統工芸新作展初入選。
信楽焼をベースとしつつ、豪快な流れ胡麻と、多彩な自然釉の表現により独自の作風を確立。
茶碗、大壷、花器、水指などに特徴を示す。
1968年、西多摩郡日の出町に移窯。
1982年、レーガン大統領が訪日し、中曽根康弘の山荘がある日の出町で会談した際の贈答品「信楽大壷・大皿」を制作したことで名を広める。
1993年、ゴルバチョフ元大統領訪日の記念品、「大壷」制作。
娘の櫻井良枝、高木寛子も陶芸家となる。
日本工芸会正会員。