日本の陶芸家。
京都府舞鶴市に生まれる。
1968年、武蔵野美術大学(油画科)卒業後、人間国宝・藤原啓、雄父子に11年間にわたり師事。
1996年、日本伝統工芸中国支部特別賞「金重陶陽賞」受賞。
1997年、第5回陶芸ビエンナーレ`97にて「名古屋造形美術協会賞」受賞。
藤原両氏から学んだ備前の伝統をベースとし、豪快さと繊細さを併せ持った現代空間に適すモダンな備前焼を追求。
1999年、JR西舞鶴駅壁画「舞・賛・燦」製作(幅10×高さ3m)
2000年、天皇・皇后両陛下舞鶴行幸時の花器・食器を製作。
備前平野の地下数メートルから掘り出した上質な粘土を素材とし、長さ10mの巨大な登り窯で15日間ゆっくりと焼き締めた作品は、独特の金属質の肌合いと黒味、そして有機的なカセ胡麻が見事な調和を見せている。
備前焼の未来を担う一人。
日本工芸会正会員・岡山県美術展招待。倉敷芸術科学大学教授。備前焼陶友会理事。