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小野珀子

小野珀子
小野珀子(1925~1996)
愛知県出身の女流陶芸家で、小野琥山の長女として生まれました。
本名は信子といい、父・琥山が名古屋製陶所を辞職し、福島県瀬戸町に琥山製陶所を設立したため一家で移住しましたが、その後、佐賀県嬉野町に移設する事となり、珀子は女学校を卒業するまで、福島の伯父のもとに残りました。
卒業と同時に嬉野に戻り、家業に従事しますが、東京の大串家に嫁ぐ事になります。
しかし、協議離婚となり再び嬉野に戻ります。
こうして琥山製陶所デザイン室に勤務する事になった珀子は本格的に陶芸を始めるようになります。

小野珀子の代表的な作風といえば、「釉裏金彩」です。
これは器地に金箔を用いて文様を表し、その上から釉薬を掛けて焼き上げる技法で、金箔や銀箔などの輝きをそのまま永久に閉じ込める事ができる技法です。
この技法を珀子が手掛けるようになったのは加藤土師萌の釉裏金彩作品に出会った事がきっかけでした。
その後もこの技法で日本国内だけではなく海外でも高く評価されており、女性では2人目となる日本陶磁協会賞を受賞しています。
また、「釉裏金彩」以外にも釉上に金箔で文様を描く「金襴手」も得意としており、「釉裏金彩」を手掛けるようになる前は、「金襴手」の作品を多く手掛けていました。

小野珀子年表


1925年 愛知県で生まれる
1931年 福島県大沼郡会津美里町瀬戸町に一家で移住する
1943年 会津若松高等女学校を卒業後、嬉野に戻って家業に従事する
1948年 東京の大串家に嫁ぐ
1960年 協議離婚して嬉野に戻り、父の琥山製陶所デザイン室に勤務する
1970年 九州・山口陶磁展第一席、日本工芸会西部工芸展で朝日銅賞、佐賀美術協会展文化会議長賞、九州毎日陶芸展準大賞を受賞する
1971年 日本工芸会西部工芸展朝日金賞を受賞し、東京国立近代美術館買い上げとなる
佐賀美術協会展知事賞、佐賀県展日本経済新聞社賞を受賞する
1972年 長崎放送局長賞、日本工芸会西部工芸展玉屋賞を受賞する
1973年 毎日新聞社賞を受賞する
日本工芸会正会員となる
1974年 迎賓館内の日本館に作品を納品する
1981年 日本陶磁協会賞、文化奨励賞を受賞する
1992年 佐賀県重要無形文化財に認定される
1996年 逝去

1925年 愛知県で生まれる

1931年 福島県大沼郡会津美里町瀬戸町に一家で移住する

1943年 会津若松高等女学校を卒業後、嬉野に戻って家業に従事する

1948年 東京の大串家に嫁ぐ

1960年 協議離婚して嬉野に戻り、父の琥山製陶所デザイン室に勤務する

1970年 九州・山口陶磁展第一席、日本工芸会西部工芸展で朝日銅賞、

00000年佐賀美術協会展文化会議長賞、九州毎日陶芸展準大賞を受賞する

1971年 日本工芸会西部工芸展朝日金賞を受賞し、東京国立近代美術館買い上げとなる

00000年佐賀美術協会展知事賞、佐賀県展日本経済新聞社賞を受賞する

1972年 長崎放送局長賞、日本工芸会西部工芸展玉屋賞を受賞する

1973年 毎日新聞社賞を受賞する

00000年日本工芸会正会員となる

1974年 迎賓館内の日本館に作品を納品する

1981年 日本陶磁協会賞、文化奨励賞を受賞する

1992年 佐賀県重要無形文化財に認定される

1996年 逝去


小野珀子代表作

『釉裏金彩黄釉瓶』

『釉裏金彩花入』

『釉裏金彩壺「珊瑚礁」』

『釉裏金彩青釉鳥文壺』

『釉裏金彩青釉紫陽花水指』

『釉裏金彩紅釉壺「茜の森」』

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