日本の漆芸家。
兵庫県丹波立杭の丹波焼窯元の家に生まれる。
1971年、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業後、京都の岩渕重哉に師事。
1974年、家業の「延年窯」にて作陶開始。
有色の素地の上に、泥漿化した白土の掛流しや文様を施す丹波焼の伝統技法をベースとして、現代的な感性を加味した独自の作風を追求。
丹波の陶土を用いつつ、茶器・酒器・食器などに特徴を示す。
2001年、大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科教授に就任。
2002年、大阪芸術大学工芸学科教授に就任。
福井県の越前陶芸村に「風土記」と題する陶を素材としたパブリックアートを制作。
民族藝術学会会員。東洋陶磁学会会員。日本工芸会準会員。