【永楽正全】買取作家・取扱い一覧 茶道具・煎茶道具

永楽正全

永楽正全
永楽正全(1880~1932)
日本の京焼の陶芸家で、千家十職の一つ、土風炉師・焼物師である永楽善五郎の15代目として知られています。
14代善五郎(得全)の妻・妙全の甥で元姓を山本、名を治三郎といい、正全は号になります。
永楽家は初代から9代までは西村姓を名乗っており、10代以降から永楽姓を名乗るようになりました。
代々、土風炉、茶碗などを制作し、一時は家の存続が危ぶまれましたが、三千家の援助もあり、再興し、現在は17代まで続いています。

妙全生存中はその代作にあたっており、妙全が亡くなると、正全は1932年までの約5年間、15代・永楽善五郎として活躍し、永楽善五郎の名で作品を残しています。
大正初年には信楽へ足を運び、伊賀や信楽の焼物に触れています。
そのため、信楽、伊賀の写しを得意としており、彫名に「神楽山」とあるのが特徴です。
また、12代・善五郎(和全)の布目手の技法を再現するため、使用する布を別機にて織らせ、更に精巧なものを作り上げたとして知られており、建仁寺4世・竹田黙雷老師より「正全」の号を受け、三井高棟より「正全」印を拝領しています。 
このように永楽善五郎として活躍していた時期が短いため、現存する作品が少ない作家の一人として、中古市場でも高値で取引されている作品も多数あります。

息子・茂一は正全が亡くなった後に16代・永楽善五郎を継ぎ、家督を譲った後は「即全」と号し、千家十職による千松会などを開催し、茶陶界において精力的に活動を行っている事で知られています。

永楽正全年表


1880年 京都府で生まれる
1917年 息子・茂一が生まれる
1927年 妙全の死により、15代・永楽善五郎を襲名する
1932年 逝去

1880年 京都府で生まれる

1917年 息子・茂一が生まれる

1927年 妙全の死により、15代・永楽善五郎を襲名する

1932年 逝去


永楽正全代表作

『黄交趾八角喰籠』

『赤絵菊竹絵汲み出し』

『黄交趾 百合形菓子鉢』

『金襴手 御紋茶碗』

『青交趾花入』

仁清写 鹿寿老置物
仁清写 鹿寿老置物
菱香合
黄薬荒磯平水指
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