京都清水焼禎山窯窯元の3代目として生まれる。
本名は川尻宗裕。号に禎山、一寛とある。
京都市立美術大学を卒業後より本格的な作陶を開始。
主に日展、京展、現代陶芸展などに出品を重ね日展において
1984年第16回改組日展及び88年第20回展にて特選・北斗賞を受賞。
そのほか現代工芸展、京都陶芸家クラブ展などに出品。
作品では京焼磁器を中心に伝統技法を基に独自に釉薬研究や
繊細な刻描を研鑽して優美な作品を残して2000年度日本芸術院賞を
受賞している。
平成20年12月29日肺炎の為、死去。享年78歳。