大正~昭和時代に活躍した日本の陶芸家です。
美濃焼の陶祖・加藤四郎左衛門景正の直系で12代に当ります。
本名は壮一といいます。
兄に同じく陶芸家の林景正がいます。
17歳で陶芸の世界に入り、美農桃山陶の再現を目指し深く研究しました。
日本工芸展、個展などを中心に活躍し、伝統的な作品を制作しました。
特に茶陶に優れ大胆で地から強い造形で茶碗に秀作を多く残しています。
岐阜県教育委員会より志野・織部の工芸技術の保持者として、重要無形文化財に認定されました。
昭和47年8月6日に73歳でその生涯を終えました。
また、子の加藤景清(13代)、孫の加藤康景(14代)がいます。