【黒木国昭】買取作家・取扱い一覧 茶道具・煎茶道具

黒木国昭

黒木国昭
黒木国昭(1945~)
宮崎県出身の昭和~平成時代に活躍する日本のガラス工芸家です。
西洋で愛されたガラス工芸の伝統の中に日本人の感性を求め制作活動を行っており、ガラスで表現できる可能性を高め、ガラス工芸分野では初めてとなる「現代の名工」に選ばれる日本を代表する現代ガラスの作家として知られています。
日本画に代表される花鳥風月をガラスで豪華絢爛に表した絵画のような作品を制作し、宮内庁天皇陛下・皇太子殿下・紀宮さま・秋篠宮殿下に作品を献上しています。
 
高校を卒業すると日本で一番歴史のある山谷硝子に入社し、昼は技術を学び、夜は独学でデザインや彫刻の技術を磨いていました。
やがて企業内作家として活動するようになると国家資格・ガラス施工技能士一級を取得して美術展や作品展に出品を重ねていきます。
その力量を買われて鹿児島の島津家に招聘され薩摩切子の復元に参画し、独立してグラスアート宮崎綾工房を設立しました。
この工房はグラスアート宮崎、グラスアート黒木と名前を変更し、現在は90名以上のスタッフが在籍しており、日本のガラス工芸の発展はもちろん、地域の雇用拡大にも貢献するなど、社会的な問題についても考えている事が分かります。
 
黒木国昭は「西洋ガラスの伝統と、日本人の感性の融合」をテーマに、重ね合せた色ガラスの内側から研磨して精妙な色調を施す技法「内彫り」と、ガラスの層に蒔絵を挿みこむ技法「積層板ガラス」という技法を開発し、「琳派シリーズ」と呼ばれる金やプラチナ箔を散らした豪華絢爛な作品を発表し、一躍脚光を浴びています。
その後も葛飾北斎、歌川広重などの江戸時代に活躍した絵師にインスパイアされた作品や、伝統的な薩摩切子の技法を昇華させた独自の技法である綾切子まで幅広い表現技法を用いて見る者を飽きさせない作品展開を続けています。
近年ではアール・ヌーボーの先駆者であるガレやドームといったガラス工芸作家の様式を黒木国昭の審美眼を融合した新境地を切り開いており、まだまだ制作意欲は衰えておらず、日本国内はもちろん、海外でも高い評価を受けているガラス工芸作家として活躍しています。

黒木国昭年表


1945年 宮崎県で生まれる
1963年 宮崎県立小林高校を卒業する
山谷硝子に入社する
1974年 創作活動を開始する
1977年 国家ガラス技能一級を取得する
現代日本のガラスエ芸展、伝統工芸展、日本のガラス展、現代の日本ガラス作家展に出品する
1984年 独立する
1985年 アメリカ・フィラデルフィア美術館に作品が収蔵される
国際ガラス会議に参加し、出品する
薩摩切子の復元に参画する
1989年 グラスアート宮崎工房を創設する
宮内庁天皇陛下・皇太子殿下・紀宮さま・秋篠宮殿下に作品を献上する
1991年 国の卓越技能「現代の名工」に認定される
1993年 日仏芸術文化賞を受賞する
皇太子殿下・雅子さま・御成婚記念品を製作献上する
1994年 国際芸術文化賞を受賞する
1995年 フランスパリ芸術祭大賞を受賞する
1996年 世界初建築用装飾ガラスを発表する
ローマ国際美術博覧会ローマ大賞を受賞する
皇室常陸宮殿下に作品「光琳」を献上する
中国北京故宮博物館永久収蔵となる
1993年 画集32年間の集大成「光琳□マン・黒木国昭ガラス」を出版する
1997年 ヨーロッパ3ヶ国巡回展でアカデミー大賞を受賞する
1999年 アジア芸術博覧会でアジア芸術栄華勲章を受章する
2000年 玻璃芸術展(台湾政府主催)に出品する
台湾新竹市玻璃工芸博物館に作品が収蔵される
2001年 画集発刊黒木国昭ガラス芸術「21世紀の光芒」が出版される
四半世紀展ガラス工芸個展を開催する
ゴールドコースト市民大賞を受賞する
アメリカ・ラスベガス国際交流美術展ONE大賞を受賞する
2002年 ロサンゼルス「ジャパンエキスポ2002」世界文化功労賞を受賞する
李鵬中国全人代表常務委員長が来房する
2004年 天皇皇后両陛下御視察し、作品御拝謁戴き御懇談賜る
須木村名誉村民となる
宮崎県文化賞を受賞する
2006年 春の褒章黄綬褒章を受章する

1945年 宮崎県で生まれる

1963年 宮崎県立小林高校を卒業する

00000年山谷硝子に入社する

1974年 創作活動を開始する

1977年 国家ガラス技能一級を取得する

00000年現代日本のガラスエ芸展、伝統工芸展、日本のガラス展、現代の日本ガラス作家展に出品する

1984年 独立する

1985年 アメリカ・フィラデルフィア美術館に作品が収蔵される

00000年国際ガラス会議に参加し、出品する

00000年薩摩切子の復元に参画する

1989年 グラスアート宮崎工房を創設する

00000年宮内庁天皇陛下・皇太子殿下・紀宮さま・秋篠宮殿下に作品を献上する

1991年 国の卓越技能「現代の名工」に認定される

1993年 日仏芸術文化賞を受賞する

00000年皇太子殿下・雅子さま・御成婚記念品を製作献上する

1994年 国際芸術文化賞を受賞する

1995年 フランスパリ芸術祭大賞を受賞する

1996年 世界初建築用装飾ガラスを発表する

00000年ローマ国際美術博覧会ローマ大賞を受賞する

00000年皇室常陸宮殿下に作品「光琳」を献上する

00000年中国北京故宮博物館永久収蔵となる

1993年 画集32年間の集大成「光琳□マン・黒木国昭ガラス」を出版する

1997年 ヨーロッパ3ヶ国巡回展でアカデミー大賞を受賞する

1999年 アジア芸術博覧会でアジア芸術栄華勲章を受章する

2000年 玻璃芸術展(台湾政府主催)に出品する

00000年台湾新竹市玻璃工芸博物館に作品が収蔵される

2001年 画集発刊黒木国昭ガラス芸術「21世紀の光芒」が出版される

00000年四半世紀展ガラス工芸個展を開催する

00000年ゴールドコースト市民大賞を受賞する

00000年アメリカ・ラスベガス国際交流美術展ONE大賞を受賞する

2002年 ロサンゼルス「ジャパンエキスポ2002」世界文化功労賞を受賞する

00000年李鵬中国全人代表常務委員長が来房する

2004年 天皇皇后両陛下御視察し、作品御拝謁戴き御懇談賜る

00000年須木村名誉村民となる

00000年宮崎県文化賞を受賞する

2006年 春の褒章黄綬褒章を受章する


黒木国昭代表作

『プラチナ象嵌「光琳」』

『花器 金彩象嵌「光琳」』

『花器 金彩浮き彫り象嵌「光琳鳳凰の舞」』

『花器 金彩浮き彫り象嵌 日本のロマン琳派「花見の宴」』

『屏風、金彩象嵌「光琳」』

『屏風浮き彫り象嵌椿と紅白梅』

『飾筥 金彩象嵌 「光琳」』

『雪と紅白梅』

『花器 プラチナ象嵌「光琳華ロマン」』

『絵皿 浮き彫り「牡丹と蝶」』

『香炉 金彩「琳派」』

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