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香取正彦

香取正彦
香取正彦(1899~1988)
東京都出身の昭和~平成時代に活躍した日本の彫金家です。
中国を含む広い古典に学び、伝統に基づいた端正な形の中にモダンなデザイン感覚を取り入れた作品を展開しており、パリ万国装飾美術工芸博覧会で銅牌を受賞するなど国際的にもその実力が認められています。
戦後は、戦争中に供出された薬師寺薬師三尊像をはじめとする仏像・仏具などの修理・保護に尽力し、それをきっかけに梵鐘の制作を手掛けるようになり、重要無形文化財「梵鐘」の保持者として活躍しました。
また、古代の金工品、古鐘の研究にも従事し、文化財保護審議会専門委員、日本工芸会金工部会長などを歴任しています。
 
鋳金家・香取秀真の長男として生まれた香取正彦は画家を志望して太平洋画会研究所でデッサンを学んでいました。
東京美術学校に入学すると鋳金科で学び、津田信夫の指導を受け古典研究を基礎とした作品を制作し、帝展、日展で賞を受賞しました。
その後も新文展、日本伝統工芸展でも活躍し、その名を上げていきます。
戦後になると平和への祈りを込めて梵鐘の制作にあたるようになり、1981年に梵鐘制作100点を達成し『百禄の鐘』を出版する偉業を成し遂げています。
梵鐘制作は比叡山延暦寺、成田山新勝寺、広島平和の鐘を手掛け、生涯の制作点数は100点以上にのぼります。

香取正彦年表


1899年 東京都で生まれる
1925年 東京美術学校鋳金科を卒業する
パリ万国装飾美術工芸博覧会で銅牌を受賞する
1930年 第11回帝展に初入選し特選を受賞する
帝展無鑑査となる
1949年 梵鐘制作を開始する
1953年 日本芸術院賞を受賞する
1969年 勲四等旭日小綬章を受章する
1973年 日本伝統工芸展20周年記念特別賞を受賞する
1977年 重要無形文化財「梵鐘」保持者に認定される
1981年 梵鐘制作100点を達成し『百禄の鐘』を出版する
1987年 日本芸術院会員に推挙される
1988年 逝去

1899年 東京都で生まれる

1925年 東京美術学校鋳金科を卒業する

パリ万国装飾美術工芸博覧会で銅牌を受賞する

1930年 第11回帝展に初入選し特選を受賞する

00000年帝展無鑑査となる

1949年 梵鐘制作を開始する

1953年 日本芸術院賞を受賞する

1969年 勲四等旭日小綬章を受章する

1973年 日本伝統工芸展20周年記念特別賞を受賞する

1977年 重要無形文化財「梵鐘」保持者に認定される

1981年 梵鐘制作100点を達成し『百禄の鐘』を出版する

1987年 日本芸術院会員に推挙される

1988年 逝去


香取正彦代表作

『鋳銅花器』

『青銅回文菱花器』

『麒麟』

『獅子』

『朧銀羊耳花瓶』

『朧銀牡丹文花瓶』

『朧銀蝶文花器』

『正倉院御物柄香炉』

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