【坪島土平】買取作家・取扱い一覧 茶道具・煎茶道具

坪島土平

坪島土平
坪島土平(1929~2013)
大阪府出身の陶芸家です。
生家は呉服商を営んでおり、幼い頃から呉服商という環境から、たくさんの着物や帯の意匠に触れて育った事で、芸術的センスが磨かれていきました。
陶芸家となるきっかけとなったのは、戦時中に大阪から疎開した際、たまたま川喜田半泥子の窯場の近くだった事で半泥子の手伝いをするようになり、陶芸の世界に惹かれ、家業を継がずに陶芸家になったのでした。
土平は半泥子からたくさんの事を教えてもらい、半泥子が亡くなってからは廣永陶苑の跡を継いだため、半泥子の跡継ぎとして知られています。
また、「土平」という号は本名の坪島の坪の文字を二つにしたもので、日本の漢字には存在しない文字ですが、実際には土の字の右側中央付近に点が付いており、作品にサインを入れる際は坪の文字に点が付いています。
半泥子が自由な発想で様々な陶芸に取り組んでいたため、土平も志野、織部、朝鮮唐津、伊賀など幅広い作域を見せ、独特の造形で食器や水指、茶碗、香炉、花入など茶陶の制作を行っています。
 
50歳になった頃から、半泥子の真似ごとではなく、坪島土平としての作品を作れるようになったと本人も語っており、それだけ半泥子の存在は坪島にとって大きなものだったという事です。

坪島土平年表


1929年 大阪府で生まれる
1946年 川喜田半泥子に師事する
1963年 川喜田半泥子が亡くなり、廣永陶苑を継承する
1967年 大阪高島屋で個展開催する(以降毎年開催する)
東京日本橋高島屋で個展を開催する(以後隔年で開催する)
1968年 横浜高島屋で個展開催する(以降隔年開催する)
1995年 大阪高島屋にて30回記念展を開催する
1998年 横浜高島屋で古希展を開催する
1999年 大阪高島屋で古希展を開催する
2000年 JR名古屋高島屋で個展開催する(以降毎年開催する)
2005年 大阪高島屋で40回記念展を開催する
2006年 大阪高島屋で喜寿記念展を開催する
2007年 大阪や鹿島や美術部創設百年記(第42回個展)を開催する
2009年 大阪高島屋にて傘寿記念展を開催する
2012年 大阪高島屋にて47回個展を開催する
2013年 逝去

1929年 大阪府で生まれる

1946年 川喜田半泥子に師事する

1963年 川喜田半泥子が亡くなり、廣永陶苑を継承する

1967年 大阪高島屋で個展開催する(以降毎年開催する)

00000年東京日本橋高島屋で個展を開催する(以後隔年で開催する)

1968年 横浜高島屋で個展開催する(以降隔年開催する)

1995年 大阪高島屋にて30回記念展を開催する

1998年 横浜高島屋で古希展を開催する

1999年 大阪高島屋で古希展を開催する

2000年 JR名古屋高島屋で個展開催する(以降毎年開催する)

2005年 大阪高島屋で40回記念展を開催する

2006年 大阪高島屋で喜寿記念展を開催する

2007年 大阪や鹿島や美術部創設百年記(第42回個展)を開催する

2009年 大阪高島屋にて傘寿記念展を開催する

2012年 大阪高島屋にて47回個展を開催する

2013年 逝去


坪島土平代表作


『白磁鉄釉染付鳳凰山水文大壺』
『金露彩色絵禽獣文ねじり灯籠』

『白磁鉄釉染付鳳凰山水文大壺』

『金露彩色絵禽獣文ねじり灯籠』


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